こんにちは、つるりです。
家族から注意喚起があったので、皆さんにもシェアします!
着信番号の末尾が「110」の「警察からの着信」を装った特殊詐欺が急増しており、被害者は「本物の警察からの連絡だ」と信じ込み、お金や個人情報や銀行口座の情報を騙し取られるケースが相次いでいるそうです。
「番号が偽装されたら防げないじゃん!」と思いますよね。その手口と対応策を解説します!
では、いってみよー!
詐欺の手口の詳細について
✅ 番号偽装技術とは?
インターネット回線と専用のプログラムやアプリを使うことで、発信者が任意の番号を表示させることが可能になっています。この技術自体は、企業がカスタマーサポート用の番号を統一するなどの正当な目的で使われることもありますが、詐欺師はこれを悪用し、実在する警察署の番号を表示させることで、被害者を騙しています。
昨年の半ばから、年末にかけての半年間で末尾が「0110」の電話からの着信が200倍に増えているという調査結果もありました(トビラシステムズさんの調査レポート)。知らなければ、被害に遭ってしまう確率が上がっているということです。
被害事例と予防策について
特に高齢者を中心に詐欺の巧妙な話術に騙されるイメージがありますが、20代の方も被害に遭っています。
「あなたの口座が詐欺グループに利用されており、あなたも容疑者の一人だ。逮捕されないためには保釈保証金を支払う必要がある」という内容。ご家族や消費者金融から借りて800万円を支払ってしまったそうです。他にも同様の手口で被害にあった方がいました。
スマホの画面に表示されていたのは、国際電話であることを示す「+1」から始まってはいたものの、実際の高知県警本部の代表番号だったそうです。
他にも被害は未然に防げましたが、「あなたの電話から詐欺のメールが多数送られている。口座と残高を教えてほしい」などという電話もあるそうです。
✅ 詐欺師の具体的な手口
- 警察官を名乗る: 「あなたの銀行口座が犯罪に使われています」といった緊急性の高い内容で、被害者の不安を煽る。
- 個人情報の確認を求める: 名前や住所、銀行口座番号などを聞き出し、不正に利用する。
- お金を振り込ませる: 「口座の安全確認のために一時的に送金が必要」などと理由をつけて、被害者に送金させる。
- 暗証番号の聞き出し: キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を聞き出し、不正に引き出す。
✅ 本物の警察からの連絡との違い
偽の警察は、番号の最初に「+1」「+800」などがついている。
偽の警察は、個人情報や口座情報、クレジットカードの暗証番号の確認を要求してくる。
✅ 不審な着信への対処法
相手の話を鵜呑みにしない
- 「警察からの電話」と名乗られても、まずは冷静に対応する。
- 少しでも不審に感じた場合は、すぐに電話を切る。
公式の警察の番号を調べてから折り返し確認する
- 着信番号へ折り返してはダメです!
- 公式の警察署の電話番号は、警察庁や自治体の公式サイトで確認可能。
- 本物の警察署に直接連絡し、事実確認を行う。
個人情報や暗証番号は絶対に教えない
- 口座番号や暗証番号、マイナンバーなどの情報は絶対に伝えない。
- 本物の警察が電話でこのような情報を聞き出すことはありえない。
✅ 被害を防ぐための具体的な対策
対策方法 | 詳細内容 |
---|---|
電話の非通知拒否設定 | 非通知や海外からの不審な番号をブロックする。 |
録音機能の活用 | 相手に「通話が録音されている」旨のアナウンスが流れます。 |
家族や友人との情報共有 | 特に高齢者は家族と連携し、詐欺情報を共有する。 |
迷惑電話防止サービス | 通信事業者が提供する迷惑電話ブロック機能を活用。 |
まとめ
「自分は大丈夫」と思っていても、詐欺師は巧妙に心理をついてきます。そういう知恵があるなら、もっと人に喜ばれることでお金を稼いでほしいと毎度思うのですが。
被害に遭わないためには、日頃からの意識と対策が欠かせません。
この情報をぜひ共有し、身近な人たちを守りましょう。万が一、不審な電話を受けた場合は、速やかに警察に相談することが大切です。
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